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教員紹介

平岡 隆:教授

1974年京都市立芸術大学美術学部工芸科 デザイン専攻卒業。同年、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社。以降同社でオーディオ、電子ピアノなどの一般市販機器、プロ用映像機器などの業務用機器を担当。さらに障がい者や、ユニバーサルデザインに配慮した、エレベーター、リハビリ機器など広範囲に渡りデザイン開発。1989年交際デザインコンペで通産大臣賞受賞。2008年MOMA特別展Design and the Elastic Mind展に出展。

Q&A

今までどんな仕事をしてきましたか

学生時代、ピアノでポピュラー音楽を演奏するのが好きで、レコードを集めだし、それを奏でるステレオやオーディオ機器のデザインがしたくなりました。
1974年松下電器に入社し希望通りアンプやチューナー等のオーディオ機器デザインが
できることになりました。
超高級製品からビジター向けの商品まで、テク二クスブランド最盛期の商品群開発に
参加しました。
その後、楽器が弾けるデザイナーとして、松下電器の楽器事業部に移り、電子オルガ
ン、電子ピアノ、キーボードなど小さな事業体ですが、技術、工場、営業、等と一体になって開発しました。
自分がデザインした楽器で、美しい音楽を大ホールで演奏してもらった時は、大きな
喜びでした。
プロ演奏家の希望を叶える商品創りの経験は、その後、放送局や映画制作向けの映像
機器、ビジネスマンや、特殊用途向けの堅牢ノートパソコンの開発に役立てることができま
した。
ユーザーが使う現場で発想し、現物で使用性を検証し、プロの意見を尊重する「現
場・現物・現人」のモノ創り手法は、ユーザーの心の琴線に触れる商品開発には必須の要件と思ってい
ます。その後、この考え方を基に、障がい者、高齢者、研究者向けの多様な機器を開発しました。
ユーザーの方々から、おほめの言葉いただいた時は、デザイナー冥利に尽き、それま
での苦労が吹っ飛ぶ思いでした。

最近プロ用商品を開発するノウハウを基に、競輪選手のペダリングを測る測定器をデ
ザインしました。
競輪選手は最高の成績を上げるため、体作りと漕ぐ技を磨きます。最も効率よくペダ
ルを漕いでいるか測定し力配分を研究し漕ぎ方に生かします。ハイテク技術の塊といえる機器ですが、存在を感じさせず自転車に組み込めるよう競技用自転車を研究し、新しい形を創造しました。

好きなデザイナーor作品をあげてください

私の最も好きなデザイナーは、イタリアのマリオベリーニ。
音響機器を美しくデザインしたヤマハのオーディオ機器は素晴らしく、数点コレクションしています。

好きな映画をあげて下さい

好きな映画は、黒澤の七人の侍、スターウォーズ、2001年宇宙の旅
で、画面に引き込まれ、血沸き肉踊る心地でした。


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