Home > 教員紹介

教員紹介

植松 豊行:教授・学科長

1971(昭和 46)年3月  武蔵野美術大学造形学部産業デザイン科 卒業
1971(昭和 46)年4月  パナソニック(株)旧松下電器産業(株) 入社 、以降 同社 テレビ本部 デザイン部 部長、  商品企画部 部長、 同社電化住設社 新規事業推進室 室長、同社ヘルスケア・メディカル事業企画GMなどを経験、 2002年より同社中村改革の一環として 全世界のデザイン機能を統合したパナソニックデザイン社設立に伴い 初代社長に就任、デザイン力並びにブランドイメージ向上を果たし 同社V字回復に貢献。
2008年同社を定年退職後 パナソニック社客員に就任、同時に東北芸術工科大学・大学院教授に就任、 事業、商品開発、プロダクトデザイン、サスティナブルデザイン研究などを担当。
本年4月より京都造形芸術大学 にてプロダクトデザイン学科を創設し学科長 教授に就任。
他に ドイツIFデザイン賞審査委員、マレーシアURM大学政府招聘講座委員、経済産業省製造産業局委員、(財)日本産業デザイン振興会理事、DAS総合デザイナー協会理事、多摩美術大学客員教授など内外官産学のデザイン関連要職を多数歴任。

Q&A

今までどんな仕事をしてきましたか

私はこれまで
1、 プロダクトデザイナー(家電AVC機器、ホームアプライアンス機器、設備機器など)
2、 デザインマネージャー、プロデューサー
3、 商品企画責任者
4、 事業企画責任者
5、工場責任者…工場長
6、 事業経営者
7、 企業、行政アドバイザー、コンサルタント
8、 大学教授、研究者
など広範なもの創りに関わる仕事を経験させていただきました。
プロダクトデザイン関係者の中でも極めてユニークで多様な経験をさせていただいたのではないでしょうか。
まずは、プロダクトデザイナーとしてパナソニック株式会社(旧松下電器産業)に入社し、当時の
家電の花形であったテレビのデザインを担当いたしました。
当初は国内のカラーテレビの担当グループに配属され、そこで大学では学べなかったプロとしてのスキルや知識をまた社会人としての識見などを貪欲に習得させていただきました。その後、北米市場を皮切りに全世界のカラーテレビのデザイン責任者を拝命し、世界のデザイナーの方々と一緒に世界各地でデザイン開発を実践いたしました。特にアメリカでの業務が多く半駐在の形でシカゴに滞在し、現地のデザイナーとともに全米を回って市場調査や市場検証など貴重な経験をさせていただいたことが懐かしく思い出されます。
その後重責である商品企画責任者を命じられ、IT化、円高、海外生産シフトなど激変する世界市場に対し息付く暇もない程の過酷な事業推進を経験いたしました。我が国のみならず世界主要都市を回り新商品紹介やイベントなどでTV出演なども多く経験いたしました。
経歴にあるように、その他多々経験し、中には一時期デザインを離れ目標が定まらず、悶々とした日々を送ったこともありましたが、様々な業務を経験させていただいたことで、それらが肥しとなって結果其の後のパナソニックデザイン社設立と初代社長就任の縁になったことや、今日教壇に立って後進の育成に関わらせて頂いていること等、視野見識ひいては人間性の涵養に繋がったように思っています。

今の仕事(デザイン)を志したきっかけは何ですか

私がプロダクトデザインの道を歩もうと志を固めたのは高校2年生の今頃、初夏だったと思います。 
それまでは、普通高校に入学した後、大学進学に際し、将来何になろうかなど 特に絞り込まず漠然と考えていました。
ただ、子供のころから絵を描くのが好きで、更に飛行機が好きで2つ違いの兄と一緒に「航空ファン」誌を小学生のころから愛読いたしておりました。
そんな訳でよく飛行機、特に戦闘機の絵をよく描いていたことを思い出します。
自分で言うのもおこがましいことですが描画には自己流ながら自信があり、美術の先生からも
よい評価をいただいていたように思います。
そこで「絵を描くような仕事があればいいな」等と考えつつも、「絵では飯が食えないな」など自分の将来に関して的が絞れていなかったように記憶しています。
そんなある日、イタリアのデザイナーの活動を雑誌で見つけ、自動車や家電製品などは工業デザイナーという職業の人がデザインをして商品にしていることを知り、将来の目標へ霧が晴れたような鮮烈なインパクトを感じました。
そこで当時は限られた大学で開設されていたプロダクトデザイン学科を志向することにいたしました。
当時、主要校のプロダクトデザイン学科の多くは、20倍を超える極めて狭き門でしたが、志を決めたからには臆することなく果敢にチャレンジしようと決心し、両親を説得し、夏休みを機に予備校に通い受験に向け、デッサンや色彩構成を学び、それらを通じこの道に入ることが叶ったように思います。

「デザイン」って何だと思いますか

“想いを姿・形や作法として表現し、商品としてお届けすること“ 志=計画の実践行為だと考えています。


戻る
ページのトップへ